院内研修報告2「自分たちの対応力を活かして患者さんに還元したい」

研修を通じて「小さなクリニックでもできること」に気付きました

「みずの内科・外科クリニック」が患者さんに対してどのような対応ができるのか、を探すワークをしたところ、デジタル化など時代の流れに柔軟に対応しながらも、基本的に礼儀正しさ、優しさ、丁寧さを常に心がけている、といった良い点がたくさん出てきました。便利で豊かな世の中になったからこそ、患者さんの声に丁寧に寄り添い、心の豊かさを与えることができる、そういうクリニックであり続けたいと気付いた研修でした。

付箋ワークで意外とたくさん出た強みと良い点

先日の院内研修にて、自分たちができることや当院の良い点を付箋で上げてみたところ、

・LINE予約など、予約が取りやすい。

・事前にWebで問診ができる。

・クレジットに対応している。

・電話対応が柔らかく、丁寧。

・受付スタッフの患者さんへの気配りが行き届いている。

・比較的待ち時間が少ないように工夫している。

・院長がとても優しく、話しやすい。

・医師の前では緊張してしまう患者さんも、他のスタッフと話している時は笑ってお話ししてくれている。

・院長だけでなく、事務も看護師も丁寧で優しい。

・職種関係なく、「ありがとう」の言葉を忘れない。

・患者さんを迎え入れる時も帰る時も、丁寧に挨拶をしている。

というのがあり、診療の利便性を上げるツールを取り入れていることに加え、常に患者さんの目線に立った対応を心掛けている、という点が良いことが分かりました。

デジタル化が進み便利になったからこそ、気付けたこと

便利さばかりが目立ち、肝心の中身が伴っていなければ、患者さんの不安は解消されません。

初めてのクリニックに受診しようと思うとき、多くの方がまずは不安になると思います。

「こんなことで受診していいのかな?」、「医師が恐かったらどうしよう」。

せっかくなら優しく声をかけてくれ、じっくり話を聞いてくれる、そんなクリニックで気持ちよく過ごしたいものです。

小さなクリニックでもできること

大きな病院と違い、クリニックでできることはどうしても限られてしまいます。

一回の受診で満足のいく結果が得られず、基幹病院へ紹介することもあるかもしれません。

だからこそ、誠実さをもって丁寧に、患者さんの不安に寄り添い、患者さんの悩みが解決したときには一緒になって喜べる、そんなクリニックであり続けたいと考えます。

皆さんの悩みを解決する入り口として、当院をご利用ください。

高血圧や脂質異常症、糖尿病など、慢性疾患の定期受診もときには面倒に感じることもあると思います。

「面倒だけど、あのクリニックなら気を使わなくていいかな」。

少しでもそう思ってもらえるよう日々努力しています。

皆さんの声に真摯に耳を傾け、そばにいる。

「困ったときはまずはあのクリニックに相談してみよう」。

私たちにとって何よりの誉め言葉です。